昨日は深夜に節目の水平線を割る動きをしてきました。
昨日の投稿でも「介入で割ったあとはあまり意識されていないラインなので注意が必要」と書きましたがロングエントリーしていた方はしっかりとリスクヘッジ出来ていたでしょうか?
エリオットもお伝えした通り教科書通りのような綺麗な形は裏切ってくる、まさにそんな動きをしていました。
では追加したエリオットの見直しと合わせてドル円を見ていきましょう。
月足

こちらはドル円の月足です。2021年1月から上昇トレンドが続いています。
21SMAが数字的節目、ラウンドナンバーの150円付近にあります。
月足レベルなのである程度値幅をもって日足のねらい目と併せてゾーンとして考えておいた方が良いでしょう。
週足

週足です。
ダイバーからの下落、そして今週は21SMAを大きく突き抜けて大陰線となっています。
長期MAはPOで上昇トレンド中、RCIも下げて来てるので押し安値148.639を割るかどうかに注目です。
日足

昨日は2月5日に耐えた各MAもフィボ61.8%も全て突き抜けてきました。
9:45現在151円を一瞬割りましたがすぐに151円台に回復、フィボ78.6%は割らずに一旦は耐えたという状態です。
各オシレーターもかなり下がっていますがMACDなどまだまだ下げ余地があるオシレーターも多いので日足でも押し安値148.639を割るかどうか注目しておきます。
4h足

昨日追記で書いたエリオットの下降5波は否定されたか5波継続中か、もしくはもう一つシナリオが出来ました。
上昇5波のあと調整3派が入りそのあと下落5波でトレンド転換した可能性。
このカウントで考えた場合、現在3波が1波の161.8%で終わり2波の複雑な期間と相対した4波の単純調整が終わり5波中となります。
1波と同じ値幅の5波終点は149.800付近となります。
直近戻り高値152.893を超えるかどうかでもカウントが変わるので上は153円付近まで戻せるか、そして抜けるかに注目します。
1h足

画像は10:00頃のですが、10:30現在60分足は13SMAまで強めに戻しています。
この後21SMA、水平線、ブレイクしたチャネル下限が151.900~152.100付近に密集してるのでロールリバーサルで下落するか、水平線上やチャネル内に戻るか注目しています。
まとめ
クロス円もサイクルはボトムの時間が多く、安値割れのペアも出てきています。
すでにボトムを付けて新サイクルに入っているかすぐには判断しづらいのと今日は雇用統計があるので引き付けてリスクヘッジを徹底していきます。
ロングは150円割れから148.639を抜きにくるか。
ショートは短期152円前後から再下落するか、更に戻す場合は153.800付近が見えてきます。
値動きが激しくボラも大きいのでロットを落として深い所からエントリーして大き目のpipsを狙ってみて下さい。
想定と逆行した時は根拠が崩れたタイミングで今日も呼吸をするように損切しましょう。
想定通りに動いた場合も日米会談や雇用統計などあるのでしっかりと分割利確して勝ちを積み重ねましょう。