平行チャネルの引き方、エントリーへの活用方法とは?
トレンドラインだけではなく平行チャネルも使えるようにしておくとエントリーポイントだけではなく決済ポイントなども見えやすくなってきます。
またブレイクによるエントリーにも使えるので是非マスターしてみて下さい。
平行チャネルとは
平行チャネルはトレンドに沿った斜めの値幅を可視化したものとなります。
では実際に引いてみましょう。
平行チャネルの引き方
このチャートにまずはサポートされるトレンドライン(上昇トレンドの為)を引きます。
下降トレンドの場合はレジスタンスされるトレンドラインから引きます。
そして同じ角度のトレンドラインを高値に引きます。
トレンドラインツールで引く場合は最初の引いたラインをコピーして高値に置いて下さい。
平行チャネルツールで引く場合はトレンドラインを引いた後に自動でもう一本のラインが引けるようになります。
※後述しますが僕は50%ラインも見る為、平行チャネルツールを使います。
こうすると安値も高値も複数回タッチしているのでこの値幅と角度でのトレンドが発生している事がわかります。
水平線では安値を結んだ水平線がサポートライン、高値を結んだラインがレジスタンスラインというのを覚えていますか?
平行チャネルも同じで安値を結んだラインがサポートライン、高値を結んだラインがレジスタンスラインとなります。
水平線の場合はサポートラインとレジスタンスラインの値幅が真横に伸びるレンジですが、平行チャネルの場合はサポートラインとレジスタンスラインの値幅がトレンド方向に伸びるレンジというイメージです。
厳密にはレンジでは無いのですがイメージはそんな感じです。
トレンドラインと同様に複数回反応している方が効いている平行チャネルとなります。
平行チャネルを引く時に僕が意識しているのは最初に引いたトレンドラインの起点と1点目の間に高値がある事です。
起点より前の高値で合わせられる場面もありますが効きにくいので基本は起点と1点目の間の高値に引きます。
青矢印が起点と1点目、赤矢印が間の高値です。
エントリー方法
では実際のエントリーについて説明していきます。
このチャートが上昇トレンドなのはわかると思います。
順張りで攻める場合ロングでエントリーしていく事になりますが、例えば黄色↓矢印でロングエントリーをしたらどうでしょう?
平行チャネルの上限、レジスタンスラインでのブレイク狙いロングなのでなかなか難しいエントリーになりそうですね。
逆に平行チャネル下限、サポートライン付近オレンジの↑矢印でのロングはエントリーしやすくなります。
そして先ほどの黄色矢印は第一利確ポイントになりますね。
このように上昇トレンド中でもその中でどのタイミングでエントリーをするべきかなどを把握する事が出来ます。
またチャネルを抜けた場合はトレンドラインと同じようにレジサポ転換としても使えます。
白矢印でノイズブレイク後即戻して平行チャネルを下にブレイク。
その後戻して緑矢印でロールリバーサルのショートエントリーとなります。
これは逆に上昇の勢いが強くて上にブレイクした場合も同じです。
レジサポ転換したあと戻したらロールリバーサルでロングエントリーです。
50%ライン
平行チャネルの丁度真ん中に50%の価格を表すラインを表示させます。
意識される優秀な平行チャネルでは50%のラインでもしっかりと反応していくのでこちらも同時に意識しておきましょう。