フィボナッチリトレースメントの引き方、設定、攻略
フィボナッチリトレースメントを使う事で押し目や戻り、またトレンドの終着点がどこなのかなどの根拠の一つになります。
フィボナッチは色々な種類がありますが、今回はスタンダードなフィボナッチリトレースメントについて説明します。
一般的にフィボナッチという場合はフィボナッチリトレースメントを指します。
フィボナッチリトレースメントとは
フィボナッチリトレースメントはトレンド発生時の押し目や戻りがどの程度なのか、終着点がどこなのかを把握する為のものです。
直近の安値と高値に引くものですが引く方向を間違えないようにしましょう。
上昇時には安値を起点として高値へ
下降時には高値を起点として安値へ
引きます。
安値、高値に引いた後に価格が更新した場合には引き直しする事もあります。
押し目や戻しを狙うのではなく例えばエリオット波動などで1波に対して3波がどれだけのびるのか?などを把握する場合はフィボナッチを引く方向が逆になり
上昇時には高値を起点として安値へ
下降時には安値を起点として高値へ
となります。
このような使い方をする場合です。
設定数値
一般的には押し目や戻しを狙う場合
0%、23.6%、38.2%、50%、61.8%、100%を表示させますが僕はこれに78.6%も追加しています。
78.6%で反応していますね。
結構効きやすい数字なので78.6%を入れるのもおすすめです。
先ほど少し触れたエリオット波動などで終着点を予想する場合には
161.8%、200%、261.8%なども表示させます。
使い方
基本的な使い方は押し目や戻しがどの程度か、利確をどこでするかなどの把握です。
上昇トレンドであれば目立つ安値から高値に向かって引きます。
フィボナッチの戻しポイントまで待ってから押し目買いを狙うなどです。
フィボナッチリトレースメント単体でのエントリーはしませんが水平線やトレンドラインなど他の根拠とフィボナッチが重なるタイミングなどは注視します。
4時間足の38.2%と60分足の61.8%が重なるなど、違う時間軸でフィボナッチを引いて重なるラインなどは機関投資家も意識しているそうです。